G-house

 夫婦のための住宅の増、減、改築です。南北方向に長く南面に開口部が取れない既存部分に対して、全ての室に昼光による明るさを届けるための平面計画から検討を始めました。合わせて親族の暮らす隣家への採光を妨げない配置計画もテーマとなりました。

 これらの解決のために、五角形の光庭を中心とした平面計画を提案しました。光庭の一辺は南北方向に正対した隣家への軸線を採用することで隣家南面への採光を妨げないボリュームとしています。1辺に持つ光庭を通して直接採光を得ることができる増築部分をメインの生活スペース(LDK)とし、日照条件の不利な既存部分には昼間過ごすことの少ない寝室や、WIC、水回り等を配しています。

 回廊及びLDKに囲まれた五角形の光庭は室内とフラットのウッドデッキとなっていてリビングの延長として利用できます。遠近法の錯覚効果で内部空間に広がりを与えたり、明度の高い壁面からの反射を利用して周囲の室へ明るさを届けるといった役割を果たしています。
 

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 夫婦のための住宅の増、減、改築です。南北方向に長く南面に開口部が取れない既存部分に対して、全ての室に昼光による明るさを届けるための平面計画から検討を始めました。合わせて親族の暮らす隣家への採光を妨げない配置計画もテーマとなりました。

 これらの解決のために、南北方向に正対した隣家の軸線への角度を1辺に持つ五角形の光庭を中心とした平面計画を採用しました。光庭を通して直接採光を得ることができる増築部分をメインの生活スペース(LDK)とし、日照条件の不利な既存部分には昼間過ごすことの少ない寝室や、WIC、水回り等を配しています。

 回廊及びLDKに囲まれた五角形の光庭は室内とフラットのウッドデッキとなっていてリビングの延長として利用できます。遠近法の錯覚効果で内部空間に広がりを与えたり、明度の高い壁面からの反射を利用して周囲の室へ明るさを届けるといった役割を果たしています。


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建築概要
用  途:住宅
面  積:    ㎡
構造規模:木造