敷地の選び方


 最近敷地を見に行く機会が続きました。敷地を見ると、ここにはどんな家が建てられるかな?とワクワクしながら思いを巡らせます。
住宅用に新たに土地を購入する場合、その決定に至るまでの優先順位は人それぞれで異なります。ある人には魅力的な土地でも別の人にとってもそうであるとは限りません。先日敷地選びにご一緒した建て主さんは実家からの距離、金額、近隣の雰囲気、建築条件の有無、小学校の学区などを検討されていました。
 上記のうち金額、近隣の雰囲気や実家や学校、職場からの距離といった立地条件に関することは購入者さんに判断いただくほかありませんが、家を建てるための土地の選定には他にも事前に知っておくと有利なポイントがあります。

 それは、建築基準法などの建築関連法令に関する条件、車の出入りや建物の配置にも影響する接道条件、日照や通風などに関わる方位の条件、構造計画に影響する地盤に関わる条件、上下水やガス本管などのインフラに関する条件、眺望や借景など周辺環境に関わる条件といった建築計画に関わ条件です。設計者は与えられたそれぞれの敷地の条件を整理し住まいの形を考えていきますので、主に上記のような建築計画に関わる視点から敷地を見ています。

 設計事務所では敷地の準備ができている状態から建物の設計を依頼いただく場合がほとんどですが、敷地選びから迷われている場合でもご相談いただければその段階から参画させていただき、専門知識がないと判断しづらい建築計画に関わる視点から敷地選びのアドバイスをさせていただいています

 一般的に敷地の価格は路線価や近隣の相場などから決められているため、いい家が建てられる条件の敷地=価格の高い敷地ではありません。
複数の選択肢の中で価格に開きがあるような場合には、安い方の土地を買いその差額分を建物にまわした方が良い家づくりとなる場合もありますのでどうぞお気軽にご相談ください。


 

ブログ一覧へ戻る

関連:悩まれた敷地選び(建て主さんの声 vol.1)

2017年03月23日|日記:現場, 見学