villa uva

 これは、2004年に学部の卒業設計として計画した山梨のためのリゾート計画です。稚拙な部分も多いですが、当時の思いのつまった形態や文章にあえて手を加えずそのまま掲載することにしました。これを見返していると、山梨の魅力を伝え・外部から人を呼び込んで経済活動を盛り上げ・環境にも配慮した施設の計画を!とよくばりながら知恵を絞った当時を思い出します。そして山梨で実務者として設計業を営む今もその思いを変わらずに持ち続けていることを気づかせてくれます。
 villa (ヴィラ) は上流階級が田舎に建てた大邸宅、uva (ウーバ) はブドウを意味するイタリア語で、山梨の特産品であるぶどうを身近に感じながら中・長期滞在できる分散配置型のリゾート宿泊施設の提案です。山梨の地域資源に密着した環境配慮型施設の計画として優秀賞を受賞しました。

 

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 これは2004年に学部の卒業設計として計画した山梨のためのリゾート計画です。稚拙な部分も多いですが、当時の思いのつまった形態や文章にあえて手を加えず、そのまま掲載することにしました。これを見返していると、山梨の魅力を伝え・外部から人を呼び込んで経済活動を盛り上げ・環境にも配慮した施設の計画を!とよくばりながら知恵を絞った当時を思い出します。そして、山梨で実務者として設計業を営む今もその思いを変わらずに持ち続けていることを気づかせてくれます。

 一人では到底達成できませんが、周りにいる (であろう) 仲間と出会いアイディアを更に洗練させながら、いつか実現させてみたいという願いのもとここに発信するものです。

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 villa (ヴィラ) は上流階級が田舎に建てた大邸宅、uva (ウーバ) はブドウを意味するイタリア語で、山梨の特産品であるぶどうを身近に感じながら中・長期滞在できる分散配置型のリゾート宿泊施設の提案です。山梨の地域資源に密着した環境配慮型施設の計画として優秀賞を受賞しました。

 敷地として山梨市のフルーツ公園の一部(11ha程度)を想定しています。周囲に広がるぶどう園とその他の果樹園、日当たりの良い南斜面、甲府盆地や周囲の山並みへの眺望近隣の温泉施設の利用など山梨の魅力を存分に楽しめる盛りだくさんの敷地です。

 その中に宿泊棟 (villa) を21棟、共用施設 (コア) を4棟配置し各施設を遊歩道で結びます。「コア」は展望台、パーティールーム、ワインや地場産の農産物を美味しく提供するレストランなどの共用施設で滞在者誰もが使える施設です。1階は屋外トイレや管理用の農業用具などを入れる倉庫となっています。

 敷地全体の遊歩道にはゆるやかに湾曲するぶどう棚がかかります。ぶどう棚の下は木漏れ日の射す心地よい日陰となりBBQ場や屋外カフェテラスなどが設置されます。ぶどう棚のない部分は眺望のひらけた広場としてマルシェなどが開かれます。滞在者は敷地内をぶどう棚の下をくぐりながら移動することで、散策を楽しみながら自分の家へ帰るように自分のvillaへと向かいます。

 地元の農家と提携し管理の一部を委託しながら、農業体験として自分のぶどうの木を育てることができるソフトを組み込み、収穫期には自分のvillaのテラスから自分が育てたぶどうを直接採ってその場で食べることができます。

建築的課題として目指したのは、
・山梨の原風景ともいえるぶどう棚を多
 様な行為を誘発する「場」として空間
 化すること 
・ぶどうの樹のグリットと宿泊棟をユニ
 ット化し風景に溶け込む施設とするこ
 とで農業としての生産システムをも取
 り込んだここにしかない二次自然的共
 生の可能性を提示すること
 です。

 villa uvaのエッセンスは一棟からでも成立します。ぶどう棚に包まれた住宅として置き換えることも可能です。点が増えればいづれは面として展開していく可能性を秘めています。ご意見ご感想などありましたらお気軽にお聞かせいただけますと幸いです。また、プロジェクトとして興味をお持ちいただけましたら是非ご連絡下さい。

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建築概要
用  途:リゾート宿泊施設
建築面積:ー
延床面積:ー
構造規模:RC2階建て